窓の防犯対策とガラス

空き巣の侵入に関して、もっとも多い箇所が窓からと言われているのをご存知でしょうか。
比較的治安の良い地域だから、マンションの高層階だから、という風に油断しているといつか取り返しのつかないような被害に遭ってしまうでしょう。
また、鍵を掛けているからといって安心することはできません。
空き巣は鍵がかかっていても窓ガラスを割って侵入したり、窓ガラスについているクレセント錠付近に穴を開けて鍵を不正解錠して侵入することが多いからです。

こういった窓ガラスへの攻撃に対抗するために開発されたのが防犯用ガラスです。
防犯用ガラスは各ガラスメーカーから発売され、色々な種類がある上、さらに防犯レベルによって構造や価格も違いますので購入を検討している方はガラス屋さんなど専門の方に色々と提案してもらってから決断した方が良いでしょう。

防犯用のガラスは割れにくいというより、ガラスを割って中に入ることに時間がかかるような役割を果たします。
いくら空き巣が人目の少ない時間やタイミングで不正侵入を行ったとしても侵入に10分や20分もかかると思えば断念して狙うのをやめることでしょう。

防犯用のガラスは特殊な造りの分、普通の板ガラスよりも費用がかかりますので、特に侵入されやすいと思われる箇所だけでも施工しておくと良いと思います。